このガイドの内容
Rostara の会計は、誰がいくら払うべきかを全員で共有する記録です。支払いを受け取ったり、お金を動かしたりすることはありません。プレイヤーはこれまでどおり、現金、銀行振込、Venmo、PayPal など、グループで使っている方法で支払います。Rostara が加えるのは、全員が信頼できる帳簿です。各プレイヤーのホーム画面には自分の残高が表示され、主催者はグループ全体を見渡せます。
計算例
アレックスが€60でコートを予約し、代金を支払いました。プレイするのは10人です。Rostara では、主催者が請求を1件追加します。「誰かが立て替えた」を選び、支払者はアレックス、金額は€60、10人で均等に分担。すると各プレイヤーの残高は€6ずつ減り、アレックスの残高は€54増えます。コート代の€60から、自分の分の€6を引いた額です。プレイヤーがアレックスにお金を返して記録すると、その人の残高はゼロに戻ります。アレックスの残高も支払いのたびに減っていき、最後には彼も精算済みになります。
グループの共同財布とメンバーの残高
帳簿では、2つのものを別々に管理します。
- グループの共同財布:グループのプール金です。前もって集めたお金、スポンサーからの寄付、罰金などが入ります。ボールやビブス、共同財布から払うコート代など、みんなで使うものの支払いに充てます。
- メンバーの残高:各メンバーがグループに払うべき額(「未払い」または「未払い額」と表示)か、グループがそのメンバーに払うべき額(「預かり金あり」)です。
共同財布は、残高の合計ではありません。共同財布からコート代を払っても誰にも請求は発生しませんが、メンバーが立て替えた場合は、プレイヤー同士の間に残高が生まれます。
請求を追加する

- グループ → 会計を開き、記録を追加、続けて請求を追加をタップします。
- 誰が支払いましたか?で、グループの共同財布(共同財布から払い、誰にも請求しない)か、誰かが立て替えた(そのメンバーが立て替え、分担する全員がその人に払う)を選びます。
- メンバーが払った場合は、支払者で払った人を選びます。
- 説明(「コート代、木曜」など)と合計金額を入力します。「デフォルトのセッション費用」を設定していれば、金額は自動で入ります。
- 分担するメンバーで分け方を選び、プレイヤーにチェックを入れます。「すべて選択」も使えます。
- 保存をタップします。請求はすぐに反映されます。
4つの分け方
| 分け方 | 使う場面 |
|---|---|
| 均等 | 全員が同じ額を払います。ふだんはこれで十分です。 |
| 口数で分担 | 誰かを2人分として数えるとき。たとえば、ゲストを連れてきたプレイヤーを2口にします。 |
| 割合で分担 | 合計が100になる固定の割合で分けます。 |
| 金額を指定 | 1人ずつ金額を入力します。合計金額と一致する必要があります。 |
結果は入力に合わせて「€6.00 1人あたり」のように表示されます。割り切れずに余ったセントは、いつも同じ人に寄らないよう、グループ内で公平に振り分けられます。
支払いを記録する


プレイヤーが「払った」と報告する
- プレイヤーは会計を開いて支払いを送信をタップするか、ホームの「未払い額」カードで支払いを記録をタップします。
- グループが支払い方法を登録していれば、「支払い方法」の下のボタンをタップして、あなたの Venmo、PayPal、Cash App のページを開いたり、Zelle や銀行口座の情報をコピーしたりできます。
- 支払先で払った相手(ふつうは会計係)を選び、金額を入力して送信します。
- 支払いは、主催者が承認するまで保留中と表示されます。承認されると残高が更新され、「Payment approved」(支払いの承認)という通知が届きます。
承認または却下する
主催者は、アクティビティ一覧を「ステータス」→「保留中」で絞り込み、支払いをタップして承認か却下を選びます。却下された支払いは、プレイヤーが修正して送り直せます。
自分で支払いを記録する
現金を手渡しで受け取ったときは、記録を追加 → 支払いを記録と進み、メンバーと受け取った人を選んで保存します。すぐに反映されます。
会計係
グループ設定 → 会計で会計係を設定しましょう。グループのお金を預かる人です。支払先は初期設定でこの人になります。会計係がグループのために現金を集めると、その残高は借りではなく「グループのために€40を保管中」と表示されます。預かっているだけのお金について、「未払い」のリマインダーが届くこともありません。
実際の運用に合わせた調整
| 記録 | 用途 |
|---|---|
| 共同財布に追加 | メンバー以外から入ったお金で、共同財布に元手を入れます。開始時の残高、スポンサー、返金など。 |
| 貸方から差し引く | メンバーの預かり金を共同財布に移します。たとえば、前払いの預かり金からシーズンの会費を差し引くときに。 |
| メンバーを精算 | グループを抜けるメンバーに、預かり金を払い戻します。 |
| 期首残高を記録 | Rostara を使い始めるときに、スプレッドシートで管理していた未払いを引き継ぎます。 |
シーズンごとに帳簿を締める
- 記録を追加 → 期間を締めると進みます。
- 締切日を選びます。プレビューに、アーカイブされる記録の件数と、繰り越される残高と共同財布が表示されます。
- 確定します。締切日までの承認済みの記録はアーカイブされ、メンバーごとの期末残高1件ずつと共同財布に置き換わります。保留中の記録はそのまま残ります。この操作は取り消せません。
アーカイブされた記録は「アーカイブを表示」をタップするまで表示されないので、アクティビティ一覧には今シーズンの分だけが並びます。
スプレッドシートに書き出す
主催者がダウンロードアイコン(CSV に書き出す)をタップすると、すべての記録と、それぞれが共同財布と各メンバーに与える影響、そして合計行を含むファイルができます。Excel や Google スプレッドシートでそのまま開けます。
設定
- 通貨:世界のどの通貨でも選べます(1グループにつき1つ)。変更しても金額の表示が変わるだけで、換算はされません。
- デフォルトのセッション費用:新しい請求の合計金額に自動で入ります。
- 支払い方法:Venmo、PayPal、Cash App、Zelle、銀行振込、その他。プレイヤーが支払いを記録するときに表示されます。
期日どおりに払ってもらうためのコツ
- 試合が終わったらすぐに請求する。みんなが覚えているうちに、1試合につき1件の請求を、来たプレイヤーで分けましょう。
- 直前のキャンセルのルールを決めておく。コート代はどのみちかかるので、締切後にキャンセルしたプレイヤーにも請求するグループは少なくありません。無断欠席と直前のキャンセルをご覧ください。
- 前払いで手間を減らす。1か月分を前もって集め、支払いとして記録するグループもあります。プレイヤーは預かり金がある状態から始まり、毎試合の請求がそこから差し引かれます。
よくある質問
コート代をプレイヤーで割り勘するには?
「誰かが立て替えた」で請求を追加し、払った人を選んで合計を入力し、来たプレイヤーで均等に分けます。各プレイヤーの残高が、自分の分だけ減ります。
Rostara で支払いを受け取れますか?
いいえ。Rostara が記録するのは、誰がいくら払うべきかだけです。プレイヤーはグループでいつも使っている方法で払い、その支払いを記録して主催者の承認を待ちます。
1人あたりいくら請求すればいい?
コートや会場の費用を、来たプレイヤーの人数で割ります。€60のコートに10人なら、1人€6です。割り切れないときは、Rostara が余ったセントを公平に振り分けます。
ゲストを連れてきたプレイヤーに2人分払ってもらえますか?
はい。「口数で分担」を使ってその人を2口にするか、金額を指定します。
共同財布と残高はどう違うのですか?
共同財布は、グループのプール金です。残高は、各メンバーとグループの間の貸し借りです。共同財布から払ったコート代は、誰にも請求されません。
誰かが支払いを送信したら知らせてもらえますか?
主催者に通知は届きません。会計を開いて「保留中」で絞り込むと、承認待ちの支払いを確認できます。
自分の未払い額は、ほかのプレイヤーにも見えますか?
アプリが各プレイヤーに見せるのは、本人の残高だけです。全員の残高は、主催者が残高タブで確認できます。
スプレッドシートにある過去の未払いを取り込むには?
未払いごとに「期首残高を記録」を、前払いの預かり金には「支払いを記録」を、手元の現金には「共同財布に追加」を使います。
帳簿を書き出せますか?
はい。主催者は、すべての記録を CSV ファイルに書き出せます。Excel や Google スプレッドシートで開けます。